医師の紹介
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医師の紹介
院長:田中 大
私は慶應義塾大学医学部外科学教室入局後、大学、関連基幹病院にて一般消化器外科診療を行って参りました。基幹病院における外科の中心となる対象疾患は悪性疾患と救急疾患がほとんどで、患者さんの数が多いありふれた疾患(肛門疾患・下肢静脈瘤・鼠径ヘルニアなど)は生命に直接関わらない良性疾患のためおざなりになっている現状も感じていました。生命には関わらなくとも患者さんの苦痛度は高く、治療法も数多くあり、それぞれの患者さんのニーズに合わせた治療を選択するには高い専門性が必要です。私はこれらありふれた外科対象疾患にも力を入れ、新しい知見に基づく診療を心がけてきました。患者さんのニーズの一つに日帰り手術(当日入院・当日退院)があり、著しい医療技術や手術方式の進歩、医療器具の開発によって、日帰りで手術が可能となり注目を集めています。また、米国での今や大半の手術が日帰りで行われています。しかしながら、本邦の基幹病院では体制上、そのニーズに十分な対応を取り切れていないのが現状であり、日帰り手術可能な体制を築き、ありふれた外科対象疾患を、新しい知見に基づき専門的かつニーズに合った診療を提供することを目的に当クリニックを開設しました。
当クリニックは、日帰り手術を含めたoffice-based surgery(OBS)の専門クリニックです。
患者さんの病気の程度、社会的事情はさまざまです。一人一人の正しい治し方を提案し、その方にあった治したい程度、治し方を選択できるよう、専門機関として使命を果たしたいと考えています。まずは専門医に相談してみる。そんな感覚で受診してみてください。
略歴
院長:田中 大
1967年3月生まれ。
慶應義塾大学医学部外科学教室入局後、北里大学北里研究所病院外科、永寿総合病院外科を経て、慶應義塾大学医学部外科学教室専修医(一般・消化器外科専修医)課程修了。
その後、セコメディック病院外科専任スタッフとして出向。外科医長、部長を経て2006年5月、田中外科・肛門科クリニック開業。
私は、これまでに一般・消化器外科領域において、基幹病院を中心に年間約500例の手術を担当してきました。大半は、がんの手術と救急疾患の手術でしたが、当クリニックで現在診療している中心の領域としては、肛門疾患の根治手術は年間100例前後、そけいヘルニア根治術は年間70例前後、下肢静脈瘤根治手術は年間30例前後でした(小手術、処置は含みません)。
また、内視鏡検査は今までに、上部、下部それぞれ5,000例前後施行しています。
最近、症例数の多寡が医師・病院の評価であると、マスコミなどでも取り上げられることが多いですが、私は、ある程度の症例経験は必要と思いますが、手術や検査は数ではなく、1例ずつの丁寧な診療が、真の経験と考え、今まで診療にあたってきました。今後も、この考えは貫きたいと考えています。2006年5月15日
所属学会・認定医など
- 日本外科学会(外科専門医)
- 日本大腸肛門病学会
- 日本ヘルニア研究会
- 日本短期滞在外科手術研究会
内視鏡および手術件数
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度※ | |
---|---|---|---|---|
肛門疾患の手術 | 97 | 88 | 80 | 36 |
上部内視鏡検査 | 299 | 272 | 281 | 110 |
下部内視鏡検査 | 438 | 382 | 387 | 158 |
内視鏡下大腸腫瘍切除術 | 48 | 44 | 60 | 27 |
そけいヘルニア根治術 | 3 | 7 | 3 | 0 |
陥入爪手術・爪矯正術、縫合など創手術 (創の湿潤療法は含まず) |
78 | 44 | 35 | 22 |
皮膚皮下腫瘤・腫瘍切除術、皮下膿瘍切開術など | 12 | 11 | 12 | 2 |
※ 2024年度(2024.5.~2024.9.の5か月分)
スタッフより
それぞれが患者さん第一をモットーに日々努めてます。お気軽にご相談ください。